2.28.2012

歩く人

ネットで、身長を入力するだけで理想のプロポーションを測定してくれるサイトがあって。
私の身長、約164センチを入力。
クリック。

オーストラリアで若干太ったとはいえ、私のBMIは美容的に理想体重らしい。じゃあ…いっか!とランチにうな丼を食べる。うなぎは栄養たっぷりだもの。
でもバランスという面で、私は身体のわりに下半身が太いのね。筋肉のバランスも悪いし、むくみも出やすい。理想的なサイズに対してふくらはぎ(1番太いところを測定)も太モモ(おしりとの境目を測定)も私は3センチ、4センチがっちりしている。
帰ってからなんかエクササイズしようかなと思ってたけど、ジョギングやジムはかえって筋肉が大きくなってしまう気がする。怠惰じゃなくてね。私の直感。直感は信じる。
そんな中、昔から父親に言われていた事を思い出した。
歩き方がかっこわるい。
よく聞くけど、美脚は正しいウォーキングからって。オーストラリアは色々な国籍の人がいるけど、日本人ってスグわかるのは、確かに姿勢や歩き方かもしれない。猫背でお尻がストンと落ちていて、O脚、内股…膝が曲がっている。私もきっとその1人。
正しい歩き方って文章を参考に、足の角度を意識してまっすぐ線の上を歩いてみようとした。…歩けない。1度、プロの人にウォーキングレッスンしてもらおうかなと思ってる。グループレッスンで6回(1回90分)で3万とか。値段はピンきりだと思うけど、歩くことって一生ものだから、1度正しい歩き方を身につければエクササイズとしてのウォーキングを始めたとしても効果もぐっとあがるのではないかと思う。ジムに通い続けるより私のフィットネスには合っているような気もする。

2.25.2012

わぉ2週間!の巻

出国まで2週間となった。
3週間前と何も変わっていない私。
今日はすき焼きと餃子を作った。

今週から段ボールが届いたり(1年もこっちにいたのに、まさかの1箱で完結)、銀行を閉じたり、にわかに忙しくなる予感。
ロンドンから15時間以上のフライトを経て帰る私に、その日はぐったりだろうとホテルを予約してくれた彼氏。そういう気配りが出来る人よね〜。
でもご両親も1番に会いたいだろうからちゃんと確認して、ご両親がよければすぐに予約はするよって、そういうオラがオラがにならないところも彼の品性よね〜。

そのお気持ち、ありがたく受け取ります。

ホテルを選ぶ1番の基準は、朝何時からプールが開いてるか。
ヒルトンは6時AMから、エクセル東急は8時AMから、その他は10時AM以降もしくはホテルにプールがない。

ヒルトンで決定。
泳ぐぜ!朝から!泳ぐぜ!




2.22.2012

お祈りいたします。

こちらに来てから本当に周りの人に恵まれて、今住んでいるご近所も素敵なオージーばかり。アジアの端っこの島国から来た私のことでさえランチに誘ってくれたり、お散歩に誘ってくれたり。
今日ここに書くのはふたりの40代前半の女性の話で、ふたりはほぼ同じ時期に乳がんの診断を受けた←でも言われなければ全く気づかないくらい今は元気はつらつな人たち。ふたりともクリスチャンで、同じ教会に通っていてお友達になったとのこと。今日はふたりが、なかなか話しにくいことを、アジアの端っこの島国から来た私に話してくれた。
スポーツをよくして、よく食べて、家族にガン患者もいなくて、子どももまだ小さいのに、ガンが見つかる。もうその時点で頭は真っ白。退院しても続く治療は辛くて、家事も、自分の食事さえ作れない…そんな時に教会の人たちが交替で食事を家族分作りにきてくれたり、子どもを学校に迎えに行ってくれたり。家で悲しみや恐怖につぶされそうになる時メールが来て「さっき家の前を通ったんだけど具合はどう?早く元気になるように今日も祈っておいたからね」とメールが来る。私は病気だけど、とても幸せよとふたりは言う。
誰かのために祈るとか、誰かの痛みをわかちあうとか。そういう素晴らしさをわかりかけてる…私。
私は日本に生まれて、まあお葬式くらいは仏教で…といういわゆる無宗教国家に育った。ンー年前の大きな宗教組織の事件から、宗教=カルト、宗教=怖いものという意識が日本には根強いんだと思うんだけど、私は(キリスト教がいいとか仏教がいいとかいう優劣をつける気は全くなく)宗教から来る英知は素晴らしいと思っています。
今私にできることは、私の家族や友達や恋人の中に悲しんでいたり、苦しんでいる人がいればその人のために祈ったり、頭を使ったりしたいということです。
いつになくまじめな日記になってしまったな、おしり、おしり、おしりって3回くらい書けば調和とれるかな。では皆さんおやすみなさい。

2.17.2012

3週間でございまる。

出国まであと3週間です。
何をしていいのやらです。
とりあえずグアバジュース飲みます。

会っておきたい人もたくさんいるし
お礼を言うベき人もたくさんいる。

今日、まあ同じ世代のとある女性と話して
私は彼女ののーんびりした空気感が大好きなんだけど
実は今日、彼女がこちらに来る前に友達を急性白血病で亡くしたことを知りました。
だから彼女はそれから明日は何があるかわからないから
あまり先を考えず後悔しないように楽しく生きることを心がけているそうです。

今日は昨日亡くなった誰かが本気で生きたいと思った明日…
そう思えば多少のことは我慢できたり、むしろ感謝して受けることが出来るような気がします。正しく生きたいとか、効率よく生きたいとか欲は尽きないけど、生きているだけでまるもうけ。さんま師匠が娘をいまると名付けた、是由来なり。

2.13.2012

アデレードと2つのお珍珍

アデレードからただいま〜。
別名ガーデンシティは本当にガーデンだらけだった。というのもシティをぐるりと公園が囲んでいるから。
四方八方、360度緑が見えるわけです。ワインが有名で、かつ美味しい街です。
昨日は大きなクリケットマッチもあったみたい。市内の交通はバスとトラムと呼ばれるおチンチン電車が主流。あ「お」はいらないか。丁寧にしようとするあまり。。。意味が変わってしまいました。
とにかく路面電車です。
シドニーに比べると高層ビルもなくて、いっそう空が大きく感じました。

帰ったら、まだ忍者気分が抜けない三男くんの熱いキスがお迎えしてくれました。さらにはズボンとパンツまで脱いで猛ダッシュかましてました。シドニーにもおチンチン電車が走っていたわけです。忍者っていうかミイラだな。



2.08.2012

帰国前・後SALE

こっちでしか使えないドライヤー、ヘアアイロン…
寒くて買った足湯バケツ…
中華街で買ったマッサージ用品…
余りに余った綿棒とか…
不安にかられて買いすぎた歯ブラシ…

どうせ捨てるならってあげるつもりで試しに人に声をかけてみたら
売って売って〜!とA$50くらいになりました。

今週末アデレードっていう都市に最後の国内旅行。
ドイツ語で貴婦人を意味するというこのアデレードは
他のイギリスかぶれの(あ、言葉が悪いね、でも妥当な日本語が見つからない)他の都市とは少し違う雰囲気が漂っているとかいないとか。

アデレードから帰ったらいよいよパッキングスタートだな。
でも私には1箱しかない。
これに入らないものは持たないのだ。
日本に帰ったら帰国しましたが一身上の都合でモノを減らしますSALEをするのだ。
自分の部屋in日本に何を置いてきたかも把握できていない私。
捨てればいいってもんじゃないけど、把握できないほど不用なものに囲まれて暮らすなんてナンセンス。人の内面って外見に出るから、そういう無駄をもたない人は、無駄な、いわゆる贅肉をもたない人間だったりするのかな。発想が豊かすぎるかな。


2.06.2012

母の上陸 〜番外編〜

そうそう。
母と叔母も色々とダイエット?らしきものに取り組んでいるらしく、最近は運動をやめた妹の関心ごとにもなっているらしい。

オーストラリアに来たら水着が堂々と着られるね!
マダムふたりが喜んでいた事。
そうそう、私もそういう感じで感覚が麻痺して気づいたら+4キロくらいになっていたのがこちらの冬。つまり日本の夏。
そこから今−3キロくらいです。つまり出国した時からは+1キロくらいまで戻ったわけです。激しい運動とか、激しい食事制限とか←食べ物が大きくて美味しいオーストラリアでは諦めた、とくに特別なことはしていない私。しかも1度太ったことによって胸も少し大きくなった。鏡を見ながらここはいらないなあとか意識していたら、二の腕のたるみはどこか行ったし、モモの裏のセルライトも減った。女子たち、帰ったら教えてあげたいことをまとめておきますわ!ま、まだお腹周りがひどいんだけどね、私も。

今朝、スキニーパンツを試着したら1サイズダウン。
体重は増えてるのにね。
2年前の写真をパソコンで見た。

今より太って見える。
体重は増えてるのにね。

悩める日本にいる女の子たちのために、何やったかまとめておこうかね。
で、本でも出してみようかね。

マイ・ファニー・アンティ

先週末を利用して、はるばる遠くから来てくれた母と母の姉(つまり私のおばさん)が今朝帰りました。
本当に地球の反対側までありがたい限り…本当に嬉しかった。慣れない海外できっとお金の支払いとかレジのやりとりだって苦労しているだろうと思って、こっちでの食事や交通費くらい…と多少お金を下ろしていたけど、結局『使い切らないと困っちゃうから!!』ってレストランやタクシーの支払いはほとんどマダム二人のお財布から。だから今朝6時半にふたりと別れてからひとりでbillsで朝食とりました、朝からすごいカロリー。すごいエンゲル係数。

土曜の夜は3人でディナークルーズ。
50年ぶりの冷夏で雨続きの異常気象も私たち3人のパワーを前にすかっ晴れ。日頃の行いのいい私たちのパワーなのか横にいた日本人のおばちゃんがお酒に酔ってひとりで踊りだしたりしたからなのか。まあとにかく何かのパワーにより晴れて綺麗にサンセットと夜景が見られました。

甘え下手な私としては、物心ついてどのくらいぶり?に母と同じベッドで寝ました。

日曜日は朝早く出てフェリーに乗ってビーチを少しお散歩して、バイト先に挨拶をして、ホームステイの家族がランチBBQを開いてくれたので我がおうちへ。
前に住んでいたところのお隣のおじいちゃん、おばあちゃん←私のお散歩友達もフルーツとお花を持って遊びにきてくれて、帰りがけに私もホストファミリーも、リアルファミリーも泣いてしまうという事態。ワイン好きの私の叔母はグィグィ飲んでホストファザーにヘィ、マイト〜!!(俺の友達よ〜)と言わせるほどに。今朝私が家に帰ったらファニーアンティ(おもしろい叔母さん)大丈夫だった?と聞かれた。あ、この家でファニーアンティとして定着した、と思ったけど。本当にこういうおもてなしや人のつながりの中に自分がいられることを本当に幸せだと思いました。
夜、ファニーアンティは少しお眠りになっていたので、母と珈琲を飲みに繰り出して…
深い話しちゃった。

シドニーらしさとか、もっと綺麗な自然とか、見せたいものはたくさんあったけど、それにまだまだお世話になっている素晴らしい人たちもたくさんいるんだけど、ほんの一部私のこちらでの生活を母と叔母に見せる事ができて良かったです。
もっと素晴らしい人たちの話はまた日本に帰ってから語り継ごうと思います。

あ、ちなみに写真の絵はかわいい、かわいい、まだ二十歳くらいの女の子が私のために描いてくれたもの。誕生花であるバラと、誕生石であるパールを織り交ぜて。

このブログのサブタイトルでもあるように、私は本当にluckyで、周りの皆様のおかげでこうして幸せに生きることができています。本当にありがとうございます。