おばかな私の金曜日。
結論から言うと、財布を落としました。というか置いてきました。そして今は手元に有ります。先に安心させておきます。
事件は今日の午前に起きました。
バスに乗ります。
財布から回数券みたいなカード出します。
手に財布持ってます。
友達(アイリン)から電話がかかってきたので、慌てて座席につき財布をしまい…
しまいきれていなかったんですね。たぶん私、座席に置いたんです。
そして電話を切ってブラーブラーブラ…
バスを降ります。
さっきの電話はアイリンが遅刻するっていう電話だったのでシャーナイ、セブンイレブンの1ドル珈琲でも飲むかってセブンに入ります。
はい、財布がないと気づきます。
バスを降りて1分くらいの出来事。終点より1つ手前。でもバスはもういなかった。
もうお先真っ暗。
バスの切符も中。あぁ帰れない。
クレジットカード、銀行のカード。
小銭もねえ、カードもねえ。吉幾三モジってる場合じゃねえ。
しかもスラれたんじゃなくて置いてきたんだからきまりも悪い。
もう半べそでバスの切符売り場の人に状況を説明したら落とし物センターの電話番号くれた。とにかくTEL....
状況を説明。バスドライバーにコンタクトを取れませんか?!と聞くも
ごめんなさい、残念だけどドライバーとコンタクトは取れないんです、ドライバーから連絡がない限り無理ですね。とあっさり。そこで私の返事。
私、パニックなんです。
オペレーターの返事。
わかります、だいたい皆さんパニックになります。でもパニックになっても財布は出てきませんから、連絡をまってください。
そりゃそうだよね、今になればそう思う。
カードを止めようか、あぁもうこれから無駄使いしません…とか色んな考えが走馬灯のように駆け巡り…。
とりあえず終点に行ってみよう、そこで待機してるかも!!
(同じ路線を巡回しているから)
走ってみる。
すると、私が乗ってきた169番のバスがぐるりと迂回しているところに遭遇。これ、うまく伝えられないけどすごいタイミングなの。もし私が数秒入れ違っていたら会えなかったこのバス。つまり、珈琲を買わなかったら会えなかった、切符売り場に足を運ばなかったら会えなかったブラーブラーブラ。しかもドライバーの顔に見覚えあり。
絶対こいつだ!このバスだ!!そう思って信号待ちしているバスの扉をノックノック。
するとドライバーの顔、No,Noここはバスストップじゃないよ!みたいなジェスチャー。
たぶん私が信号待ちしているバスに血相を変えてノックノックしている様子に横断歩道待ちしている人たちも、どーしたのよお嬢ちゃん状態。
そこで私の返事。
このバスに財布を置き忘れたんです。私、パニックなんです!
すると横断歩道で待っていた魔女みたいな、黒柳徹子さんみたいな、とにかく激しいメイクのおばちゃんも道路に飛び出してきてドアをゴンゴンたたき出した。私のパニックも冷める勢いで。そしてすごいでかい声で
財布置き忘れたかもって言ってるじゃない、この人でなし、ドア開けなさい!!と叫びだしてくださった。
するとドライバー、とりあえず信号渡ったら横に寄せるから…みたいなジェスチャー。
この魔女、すごい、バスの中まで声を届けてる。
バス、停車。
座席を確認。
そのままの姿で私のお財布はチョンと置いてあったのでした。
この国の人、いい人…。涙、涙。
ものの15分の寸劇でした。
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